アストンヴィラ戦 組立てで苦しんだ理由と後半の修正
@基礎情報
・中盤での数的不利
・サウールの組立時の役割はジョルジーニョの動きに近いものだったと思われる
→左サイドで組立てる際にはコバチッチが左に寄りサウールは中央付近に配置して両方がボールを受けに行くが、右サイドではコバチッチはそれほど中央に寄らずサウールだけがボールに関与する場面が多い
・相手の守備のやり方は、左右のCBがボールを持った際には追いかけて自由を与えない、WBに渡った際には可能な限り前を向かせず縦へのコースを切り中央にボールを誘導、中央で数的有利を活かし獲り所にするような形
A左サイドがはまった理由
・WBに出た際にアロンソ単独で躱すということは難しく相手が狙っている中央に預けざるを得ない場面が多くなる
・逆サイドに振る長いボールを蹴ることができれば打開できるが、前を向いて受けられるリュディガーに対しても追ってくるため余裕は少ない
・GKに戻して逆サイドに振ってもらう選択もあるが、押し込まれて低い位置からの組立となるため、GKとCB間の距離感も短い。CBにプレスをかける選手がそのままGKまで追いに行けるため少しでもパスがずれると致命的なロストになり得る。
・結果として、CB陣はそれほどGKへのバックパスを使わず、CB自身はリスクを負わないWBやCHへのパスを選択するが、出された先で苦労する
・はまってるのでミスが出やすい→ミスが出ると押し込まれてラインも下がる→下がりすぎるとGKも使いにくいし逆サイドに振っても効果的になりにくい。カウンターの威力も落ちてますますはまりやすくなるって悪循環
B右サイドではまった理由
・左サイドと大体共通するが、オドイが最初っから高い位置にいすぎるうえにCBとWBの間に入って距離感を整えるコバチッチ的な役割の選手もいないため、相手からのプレッシャーにさらされているCB、CHからオドイにパスする選択が取りにくい
・オドイだったら無理やりDFを剥がして打開できた可能性があったけど、そもそもオドイにボールが渡りにくい構造になっているので必然的に獲り所にされるのはサウールになる
・またサウールが中央寄りに受けに行く左サイドと違い、コバチッチはそれほど右サイドに絡みにいかないので中盤での数的不利が更に生じやすい