皆さん、J STATS REPORT2025を読みましょう。
51ページからディフェンスの項目です。
昨季、最少失点は広島です。
被ゴール期待値が最も低かったのは神戸です。
鹿島は失点数は下から2番目ですが、被ゴール期待値は下から9番目と平凡。
MVPとった早川はじめ個人の頑張りが効いたということでしょう。
レポートはスタッツ別に守備スタイルを5つに分類しています。
組織的に優れている神戸、広島が属しているのは「ハイプレス&ハイブロック型」
今のうちが志向しているのと同じわけですが、決定的に違う点があります。
それはハイブロック時の面積です。
広島が1049u、神戸が936uなのに対し、マリノスは864uと最小(Football LAB参照)
よく大島監督が両手を向かい合わせて空気を圧縮している動作を見かけると思いますが、アレです。
同じく「ハイプレス&ハイブロック型」に分類されている京都も、面積は883uとコンパクト志向ですが、
失点数は下から8番目、被ゴール期待値にいたっては上から6番目です。
昨季の京都の躍進は攻撃力に依るものが大きかったといえます。
ではなぜ我が軍が分が悪そうに見えるハイライン&コンパクト志向なのかといえば、ひとつはパギの存在があるから。
昨季のGKの平均スプリント数(回数÷出場時間×90)は、大迫0.26、前川0.34、太田0.47に対し、パギは1.2と倍以上。
彼がJを代表するスイーパー・ゴールキーパーであることがわかります。
もうひとつは、度々この掲示板でも指摘されるボランチの対人能力の低さが原因だと私も思います。
J STATS REPORT2025は、広島のある意味「間延びした」ハイブロックの強さを、
荒木のエアバトル能力と、川辺・田中聡のデュエル・機動力のおかげだと分析しています。
前者ならうちも引けをとらない自信がありますが、後者となると…
いずれにせよ、パギなき現状で、J最速&スプリント数上位のアタッカー擁する相手に、ハイラインを固持した指揮官の判断はそしりを免れないでしょう。