1027390☆たか 2025/07/24 16:34 (iOS18.5)
男性 38歳
>>1027373
🧠 Monte Carlo方式による残留確率とは?
Monte Carlo方式とは、試合の勝敗を確率的に何千回もシミュレーションし、ある条件(例:勝点35以上)を満たす確率を統計的に算出する手法。Jリーグでは、残り試合の勝敗をランダムに生成し、残留ラインに到達できるかを検証する。
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✅ 計算ロジックの概要
• 対象クラブ:現在下位の10クラブ(11位〜20位)
• 現在の勝点・残り試合数をもとに、1万回以上のシミュレーションを実施
• 各試合に対し、勝(3点)・引分(1点)・負(0点)を確率的に割り当て(例:30%-40%-30%)
• 1シーズン分の試行後、最終勝点が35点以上になった確率を「残留確率」と定義
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🔍 18位マリノスと19位横浜FCに残留確率で大差がつく理由
一見すると「勝点差2」しかない両者だが、シミュレーション上は**マリノス62% vs 横浜FC 11%**と大きく乖離。その要因は以下の通り:
1. 得失点差の差
勝点が並んだ場合は得失点差で順位が決まる。マリノスは-2前後、横浜FCは-15超。これは勝点が並ぶ状況下での“最終順位の有利不利”に直結する。
2. スカッド戦力の差
チーム総額(マリノス:約30億円)は横浜FCの約2〜3倍。得点力やパス精度、枠内シュート率などの攻撃指標もマリノスはJ1上位水準で、確率的に勝点を積みやすい。
3. 直近の調子(フォーム補正)
マリノスは直近3試合で2勝1分と復調傾向。一方で横浜FCは失点が多く、下降気味。これにより「上昇気流に乗っているかどうか」が勝点分布に大きく反映される。
4. 確率補正
完全ランダムではなく、クラブごとの平均得点・失点データを基に1試合あたりの勝率を微調整している。これにより「地力のあるチームが残る」傾向が反映されている。
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✅ 結論
わずか2点差でも、地力・勢い・得失点差を加味すると残留確率は大きく分かれる。Monte Carlo方式は、こうした“見えづらい確率差”を定量的に可視化するための有効な手法である。