トリコロール通信
No.154260
男性
 2018年1月1日に埼玉スタジアム2002で行なわれた第97回・天皇杯決勝は、C大阪が横浜を2−1で下すという結果に終わった。先制しながらも延長戦の末に敗れた横浜のエリク・モンバエルツ監督は試合後、落ち着いた表情でこう述べた。

「試合に関しては良いスタートを切れた。ボールをコントロールして、素晴らしいゴールも決めることができた。ただ、そのあと相手にボールをコントロールさせすぎた。自分たちが下がってしまったこともあって、試合を難しくした。追いつかれて、ゲームは拮抗した展開になって延長戦に入りましたが、そこでセレッソに2点目を与えてしまった。我々にもチャンスはあったが、決められなかった。その点でセレッソには運もあった。だが、それもサッカーの一部だ」

 しかし、運で負けたわけではない。モンバエルツ監督は「セレッソの良い守備を崩すだけの攻撃ができなかった。パス回しのスピードが遅くて、ボールロストも多かった」と敗因にもしっかり言及していた。ただ、この試合を最後に退任するからだろうか、悔しさを露わにするよりも選手やサポーターへの深い感謝を示していた。なかでも、印象深かったのは中澤佑二について語ったくだりだった。

「中澤はプロとしてモデルになる選手。彼のような選手に出会えて幸運。私がいた3年間の間に一回もトレーニングを休んだことがなくて、リーグ戦ですべての試合に出ている。特別な存在だ。あの年齢で、私の要求に応えようと成長している。『来季は最後の1年』と言っているそうですが、私はもっとできると思います。ここまでボンバー(中澤の愛称)がマリノスに与えた影響は心からブラボーと言いたい」

 どこかほっこりとしたモンバエルツ監督のラストメッセージ。これを、中澤はどう受け止めるのだろうか。

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