Eきゅー
No.199488
1331
この方の言いたいことの意味はよくわかるなあ。すごい大事なことを仰ってる。一戦一戦、胃がキリキリするような思いをしているほうが『生きているって感じがするなあ』というのでしょう。それはごもっともなこと。
もちろんこの順位でいいということではないし、この方がそういうことを言いたいわけではなくて、つまり『実存主義』の話でしょう。

よく人生でいちばん辛かった時期は受験や就活の精神的で不安定で一進一退どうなるかわからないときだったがあの頃がいちばん充実していたかもというひともいるのに近いかな。

たとえば映画『キャストアウェイ』という作品があるけれど、主人公は飛行機事故で無人島に漂着して必死に生きるために火を起こしたり食糧を確保する。
その後、救出されて文明社会に戻るけれどあっさり火も水も食糧も手に入る生活に身をおくとあのときの必死に生きようとしていた自分が本当の自分で、いまの自分がなんだか満足していないことに気がつく。
『いま自分は生きているんだ!』というあのときの実感はなんだったのかと思うようになる。

ときに自由な人生を自ら拘束しても改めて『生きているってどういうことか』捉え直すことが、自由を最も生かす方法だと主張したサルトル大先生の哲学が『実存主義』てやつで。

そもそもスポーツが毎試合毎試合デッドorアライブな気持ちで戦っていくもので選手と共に戦うサッカーのサポーターは特に共感力が強いからデッドorアライブを感じやすい。
ふだんはまったり平和に生きてるひとこそわざわざスタジアムに通って、なぜ泣いたり絶望したりするかもしれない場所に通うのか。サッカーの魅力には生の実存の確認があるはずで。
これは錯覚ではなくて。
だから連敗を抜け出したあとの一勝の輝きは、たぶん無人島でやっと火を起こしたときに匹敵する。
優勝も実は苦しい想いの連続する優勝争いがあるから最高に嬉しい。

勘違いして欲しくないのはこの順位でいいということじゃないということ。さらに上を目指して強大な相手と戦っていくのもまた生の実感を得られるはずだからね。

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