1032905☆ああ 2025/11/28 23:50 (Android)
第36節1-1岡山戦の93:30〜の映像。
ずっと気になっていた失点に繋がる山本の家長昭博へのサイドチェンジパス。
見直してみると、山本の横パスの直前、田邉秀斗がワイドに開いた大関友翔へのパスコースを塞ぐようなインナーラップを仕掛けている。
コーナーフラッグを目指す上で最善であった大関へのパスが、このインナーラップを仕掛けた田邉が入って来た事で、狭いスペースに人数が密集してしまった。さらに予想できない動きをする田邉の足に当たるなどしてボールを失うと一気に数的不利のカウンターの起点となってしまう。これらに危惧を抱いて、囲まれた状況の中で咄嗟に間接視野で逆サイドという選択肢に切り換えた可能性がある。
山本悠樹は周囲がよく見えている選手。最初から家長へのパスが第一選択肢なら、敵の位置も当然把握した上で、敵が触れる事が出来ない質のパスを蹴ったはず。しかし大関へのパスが第一選択肢であった中で、田邉のインナーラップという不測の事態によって急遽選択肢変更としての家長へのパスだとしたら、敵の位置が把握出来ていなかったという説明も成り立つ。
田邉は大関の位置を把握して走ったのだろうか?ただ闇雲にパスを出した勢いでそのまま駆け上がってしまったのではないか?試合終了間際、1点リードの状況で、リスクを冒す攻め上がりをする必要があったのか?
このプレー。実際に敵にカットされるボールを蹴った山本が一番悪い。しかしその判断に至った状況を見ると伏線があった事も分かった。
この直後の失点場面のポジショニングミスを見ても分かるように、田邉は周囲の状況を確認するのが非常に苦手な選手。彼がどんな指示でピッチに立ったのか興味深い。