日本代表 森保監督後任は大岩剛氏に一本化へ! 五輪と兼任で来年3月初陣の見通し
7/15(水) 3:00配信
スポニチアネックス
先月26日、日本代表の練習で森保監督(左)と談笑する大岩氏
日本サッカー協会が来年のアジア杯(1月7日〜2月5日)までの契約延長が確実な日本代表の森保一監督(57)の後任候補を、U―21日本代表監督の大岩剛氏(54)に一本化していることが14日、分かった。28年ロサンゼルス五輪を目指す代表チーム監督との兼任となり、来年3月の国際Aマッチ週間から指揮を執る見通し。18年W杯ロシア大会を率いた西野朗氏(71)からの日本人路線を継続して30年W杯に向かう。
関係者の話を総合すると、日本協会が森保監督に提示した異例の半年間の契約延長は、後任に“大岩監督ありき”で設計されたものだという。宮本恒靖会長と山本昌邦技術委員長を中心に、U―21日本代表が9〜10月に自国開催のアジア大会を控えることや、ロサンゼルス五輪のアジア出場枠が2に削減されたことなどを踏まえ、どの形でバトンを託すのが最善かを模索。現時点でロス五輪のアジア予選となるU―23アジア杯の日程は未発表だが、来年3月の国際Aマッチ週間以降は2チーム兼務でハンドリング可能との判断が下されたもようだ。
大岩氏は24年パリ五輪を24歳以上のオーバーエージ枠を使わずに8強に導いた。日本史上初めて五輪世代の監督を続投したが、日本協会はこの時点で将来的にA代表の指揮を託す青写真を描いていた。今年1月のU―23アジア杯を他国より2歳下の21歳以下のチームで連覇したことで、評価は確固たるものになった。森保政権下で主力を担う21年東京五輪世代が30年W杯は30代となるため、一定程度の世代交代は不可欠。森保監督がA代表と五輪代表の監督を兼任し、円滑に新陳代謝を進めた成功例も兼任プランを後押しした。
日本協会は森保監督の後任候補に一時は世界で実績のある外国人をリストアップ。招聘(しょうへい)に10億〜20億円規模の予算が必要な点や、18年ロシア大会を指揮した西野氏から積み上げてきた“日本らしさ”を追求する観点から日本人路線の継続を決めた。大岩氏はW杯期間中に日本代表のベースキャンプ地ナッシュビルを訪れるなど森保監督との関係は良好。監督交代後も代表チームとしてのベースが失われない意味は大きい。日本協会の掲げる50年までのW杯優勝へ、大岩氏がバトンを受ける土壌はできている。