No.191228
岡田が今治で一からクラブを立ち上げようと思い立ったきっかけの話

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事の始まりは昨年ブラジルで行われたワールドカップ(W杯)でした。
あのあとサッカー仲間の間で、日本のサッカーはどうあるべきか、いろいろな議論をしていました。
そんな時に、あるスペイン人のコーチと話していたときに「スペインにはプレーモデルと呼ばれるサッカーの型があるが、日本にはないのか」と聞かれたんです。
サッカーというのは、僕が選手のときには「蹴っとけ!」みたいな型にはめるのではなく、自由な発想や個人の判断が大切だ、ということで「考えさせる指導」というのがはやっていた。
それもあって日本のサッカーは急激に進歩していきました。ところがその上を行っているスペインに型がある。
でも彼らの言っている型というのは、よく聞いてみると「型にはめる」型ではなく「共通認識」なんだと。
たとえば、味方がボールを持っていて、相手にプレッシャーをかけられたとき、まずファーストエリア、一番近いエリアにいる選手は何をするべきか。セカンドエリアにいる味方はどう動くべきか。サードエリアにいる味方は……という共通認識のような型を(彼らが)持っていることが分かりました。
型があるからそれを破って、驚くような発想ができるのではないか。自由なところから自由なものって、なかなか出ないのではないか。
そういう思いから、私はこのたび、日本人に合った世界に通用する「岡田メソッド」というものを作ろうと決めました。

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