ああ
No.227405
ここまでラインを下げて戦ったのは、ザックジャパンでのフランス戦以来かもしれない。あの時は守備的に行くつもりはなかったと思う。トップに入ったハーフナーが、今回の本田のように収められなかったので、否応なしに引くしかなかった。前線での起点がそれだけ重要だってことだね。
今回は意図して引いた。これをネガティヴに見る人が多いが、よく考えて欲しい。今までずっと、引いても守れないだの、引いたら怖いだの、カウンターは出来ないだのと、FIFAランク100位以下の相手にすら、怖いという理由から、ラインを高く上げて戦って来たよね。そのツケが、アジアのライバルたちにドン引きサッカーをさせる要因になかった。
引いても守れるという自信を身に付けなくては世界とは闘えない。それどころかアジアでも息苦しいサッカーを強いられる。イラク戦では勇気を手にし、豪州戦では恐怖を払拭した。これはチームとして成長を果たしたと言える。
ポゼッション率35%は弱気の現れではなく、闘志の現れだ。こうして守備的な試合や攻撃的な試合、両方を自在にこなせるようになることが、真の自分たちのサッカーになる。今までのように攻撃一辺倒なサッカーを自分たちのサッカーにしてるうちは、こうりやされるからね。
勝ち点のことを考えると楽観視は出来ないが、これが最終予選だよ。世界各国どの国も、地球規模でW杯への道は平坦じゃないということ。日本だけが危い道を歩いてるわけじゃない。なので危機的状況は背中合わせでありつつも、こうして引いた試合をやり遂げた選手たちに、よくやったと言いたい。

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