No.231859
日本人プレイヤーはテクニカルにプレーしたがるので、意識してスペースに出さないと知らぬ間にチーム全体が足元へ足元へと繋いでしまい、ボールを受けるほんの1〜2秒の間に相手に詰め寄られ、個で仕掛けない日本人は相手の早いチェックに為す術もなく、ダラダラとポゼッション率を高めるだけだった。なので後ろへ戻したり横へはたいたりと、攻撃の形すら作れない。
しかし結果だけを見れば4得点。どうやってその現状を打開したのか、それはボールダッシュ。つまりハリル監督の提言するデュエルが効いたわけ。
ありがたいことにオマーンは引きこもらず、ボールを持てば攻めて来てくれた。日本は攻め急ぐことなく、オマーンの攻撃に対してしっかりと守備陣形を敷き、獲りどころを定めてボールダッシュを試みた。
そこがハマったことが大きい。ボールさえ奪えれば次第にリズムが生まれるからね。なぜなら相手が後手を踏むことになるから。
後手を踏むと追うプレーが増える。その時間が長くなるほど選手は混乱する。思考に身体が追いつけなくなると自ずと隙が生まれ、相手にスペースを与えるようになる。
そこから日本は走力を使い、今まで足元で繋いでいたボールを、今度はスペースへと出しどころを変えた。それによりオマーンは日本のプレーに追いつけなくなった。どう足掻いても1〜2秒届かないからね。
ポゼッションから得点したように見えるが、そうじゃないということ。
守備からリズムを生み出し、走力から相手の裏を掻いた、変則カウンターだよ。まあ、これをカウンターとは普通いわないけどね。
サウジでもキーになるのが、足元からスペースへ切り替えるところ。そのスイッチがボールダッシュにある。それがチームとして出来れば、リズムを掴むことが出来るので、若手の選手たちは攻撃でアピールすることばかり考えないで、守備/デュエルの重要性を今まで以上に考えて欲しい。