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No.329919
長年代表に携わり、ゴールを量産して来た香川と本田だが、この2人はトップ下という己の真骨頂とも呼べるポジションを争ってきたライバル同士でもある。本田と同じく、若かりし頃から香川も日本のエース候補として期待され、ドルトムントへ移籍すると代表選手がひしめく環境で主力として活躍し、トップ下として、ブンデス2連覇&年間ベストイレブンという快挙を成し遂げた。その活躍は欧州に広く知れ渡り、ついにプレミアの名門・マンチェスターユナイテッドへの加入を実現させた。しかし、そこは世界でも指折りの選手がしのぎを削る名門中の名門。香川がトップ下として活躍するにはあまりにもレベルが高過ぎた。さらに監督交代による出場機会の減少により、香川は居場所をなくした。
一方代表では、当時ザッケローニの攻撃的サッカーの中心として、本田がトップ下に据えられていた。香川は本田や他の選手との兼ね合いも考慮して、左サイドハーフで苦戦を強いられた。ブラジルW杯では、日本の期待を一身に背負って戦ったが、1分2敗でグループリーグ敗退。香川自身もノーゴールで終わり、プライドを打ち砕かれた。

その香川が再び輝きを放とうとしている。そう、ロシアW杯である。大会前のパラグアイ戦では乾のゴールを2度もお膳立てし、ATには華麗なダブルタッチで相手をかわし、西野体制初勝利を決定づける4点目を入れた。守備では岡崎との息のあったプレスで相手の攻撃封じ、ファーストディフェンダーとしての役割を果たした。
今や本田を抑え、トップ下の1番手となった香川。29歳という年齢を考えると、今大会は自身の集大成とも言える。日本の10番としてのぞむ2度目のW杯。それが終わった時、彼が見せるのは涙か、それとも笑顔か。

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