No.329919
一方代表では、当時ザッケローニの攻撃的サッカーの中心として、本田がトップ下に据えられていた。香川は本田や他の選手との兼ね合いも考慮して、左サイドハーフで苦戦を強いられた。ブラジルW杯では、日本の期待を一身に背負って戦ったが、1分2敗でグループリーグ敗退。香川自身もノーゴールで終わり、プライドを打ち砕かれた。
その香川が再び輝きを放とうとしている。そう、ロシアW杯である。大会前のパラグアイ戦では乾のゴールを2度もお膳立てし、ATには華麗なダブルタッチで相手をかわし、西野体制初勝利を決定づける4点目を入れた。守備では岡崎との息のあったプレスで相手の攻撃封じ、ファーストディフェンダーとしての役割を果たした。
今や本田を抑え、トップ下の1番手となった香川。29歳という年齢を考えると、今大会は自身の集大成とも言える。日本の10番としてのぞむ2度目のW杯。それが終わった時、彼が見せるのは涙か、それとも笑顔か。