No.381424
岡田監督はオシムのサッカーを継承して、走力を武器にしたサッカーを作ろうとしていた。欧州遠征でも対オランダで70分間は互角に渡り合えた。
2009年時点での岡田監督の目指すチームは攻守両面で数的有利を90分間維持するチームで、70%くらいは完成していた。
このチームに対して杉山茂樹がセンセーショナルな「0勝3敗」というタイトルの本で岡田を批判した。
そこで指摘していたのは、「プレスをしているのは前線の選手だけで、後列の選手はプレスを怖がっている」「プレスをしている時に左右に揺さぶられると弱みになる」
この指摘は至極当然の批評で、裏や揺さぶりが弱点というのを研究されたか2010年に入ると6連敗。こういう過程を経てW杯合宿中に岡田監督はプレッシングサッカーを捨てた。
W杯で岡田監督が結果を残したにも関わらず、守備的なサッカーでは成長が無いと招致されたのがザック。
ザックは岡田監督以上にハイプレスをチームに求めた。
ここでも岡田時代と同じ課題が生じて、プレスをかけに行った時の「左右の揺さぶり」にザックJAPANは弱かった。
ボール奪取力と守備連携の遅さからサイドチェンジを弱点に抱えたザックJAPANはブラジル大会で弱みを突かれて敗退した。