415494☆くるくるパー 2019/02/02 02:28 (Chrome)
大迫がいないと機能しない攻撃陣、遠藤がケガしたらスカスカになる中盤……この原因はなんだろう?
一つは、選手任せの「戦術」にあると考える。誰が入ってもなるほどという流れが、この大会一つもなかったような気がする。森安監督は、攻撃、それを補佐する中盤の決めごとをしっかり作るべきだ。よーいドンで、あとは笛が鳴るまで選手次第ではこの先が知れる。今回は「可」の評価だけど、このままでは監督としての資質に限界がありと言われても仕方ない。
今日のゲーム、前半はまるで縦へのパスが入らなかった。大迫がいるからと、大迫目当てにボールを出してもカタールは準備していて、2、3人で大迫を囲んだ。特にペナ前後ではマークが厳しかった。こういうとき、ゲームをコントロールする選手の発想が重要だけど、同じことの繰り返しだったね。柴崎はよくボールを散らした方だったが、いかんせんベルギー戦のような大きな展開がなかった。ボールを持ってから考える時間が長いし、前線でもらおうと動いてる選手に対してボールの供給を躊躇していた。実戦の勘がまだ戻っていなかったのだろうか。
2点目、ナイスシュートだったけど、権田は予期していない。やられても仕方なかったが指先に触れるぐらいは、と思う。1点目は交通事故の類いだろう。
南野はやっと得点したが、もう少し球離れを早くしてほしいね。相手を抜く特段の足技があるわけでもないのに、なぜかボールをこねる。そしてロストする。長年外国にいながら上から声がかからないのもこんなところが原因なんだろう。堂安は、一時の宇佐美化してきたんじゃないか。足元にボールをほしがり、目の前のスペースに走って受けようという気がない。受けたら受けたで、ワンパターンの足技。アレは動いているから逆を取れるので、正対したら簡単に抜けるもんじゃない。スペースへ走り込めば右足だが、クロスを供給するチャンスはかなりあったはず。
あれだけCKをとりながら、という気がする。まるで芸のないCKだったね。このあたりも監督の指示はあったのだろうか。
春のキリンカップでは、ほぼほぼ同じメンツが中心となるのかも知れないが、南米用の選手を選んでもいいのではないか。少なくとも、ルールの縛りがあるのなら、そこに引っかからない選手を多めに選ぶ。訓練は親善試合しかできないのだから、いきなり南米では酷い目に遭いそうだ。
秋には戦術に裏付けられた新鮮な代表に生まれ変わることを期待したい。