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川島は欧州挑戦続行を選択した。「Jに戻ってきた方が出場機会も確約されるし、日本代表定着への近道にもなる」という見方があるのは、もちろん彼自身も分かっていた。
「最初は6月のコパアメリカに行く前に次のクラブを決めようと思っていたんですけど、7月から本腰を入れて探す形になりました。ストラスブールからはシーズン終了前に延長のオファーをもらっていましたけど、違った可能性も模索したかったんです。海外にこだわっていたわけではないし、国内も含めていろいろ考えた。正直、いくつかのJクラブからも良い条件でオファーをもらいました。そういう中で、自分にさらなる飛躍の可能性が1%でもあるのなら、それを手放したくないという思いが強まった。そこがストラスブール残留に至った最大の理由ですね」
「とりあえず序列が変わらないことは覚悟しています。試合に出られなかったら結果さえ残せないわけで、そこのもどかしさはあります。かといって、何が起こるか分からないのがサッカー。欧州に出てから、所属チームがない時期もあった。メスの時も3番手からのスタートだった。」
それでもヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いるナントとの最終戦でピッチに送り出され、パフォーマンスを示せたことで、「自分はまだまだやれる」と感じた部分はあったはず。
「ナント戦は自然体でプレーしましたけど、ヴァイッドの率いるチームとの対戦というのはすごい巡り合わせだなと。その試合に1−0で勝てたのもよかったですね。ヴァイッドからは『困ったことがあったら電話しろ』くらいに言われましたけど、会えたことが嬉しかったです。」