No.776821
「身長が高ければ失点は減る」
半分正しいけど、原因と結果を取り違えている。
まず、ブラジル戦の失点が「デザインされた放り込み」だったとしても、その本質は高さではなくマークの外し方・走り込みのタイミング・クロスの質にある。実際、世界トップレベルでは高身長CBが揃っていてもセットプレーから失点する。高さだけで100%解決できるならプレミアやCLでセットプレー失点は存在しない。
「出所を潰せと言うが何年もできてない」
これは論点ずらし。
出所を潰せていないからといって「じゃあ身長を上げよう」は別問題。
シュートブロックできないからGKを2m以上にしようと言ってるようなもの。
本来は、クロッサーへの寄せ、クロスの質を落とす、中での受け渡し、競り合いの全部で守るのであって、競り合いだけ強化しても根本解決にならない。守備圧力がボール保持者のプレー精度に影響するのはデータでも示されている。
「意図のない放り込みは高身長が増えれば跳ね返せる」
これも言い切れない。
空中戦は身長だけで決まらず、ポジショニング、ジャンプのタイミング、予測、フィジカルコンタクトの影響が大きい。180cm前後でも空中戦に強いCBは世界中に存在するし、日本代表も長身国相手にヘディングで互角にできたこともある。親善試合のイングランド戦とか。
「例のチームが理に適っていてツッコミどころがない」
という部分。
サッカーはトレードオフのスポーツ。高身長を増やせば、ラインコントロール、機動力、プレス強度、ビルドアップ、切り返し対応で別の弱点が出る可能性がある。高さだけを見て「理に適っている」と断定するのは、チーム全体の設計を無視している。
要するに、
「身長が高い方が有利」は事実だけど、「だから日本の失点問題の解決策は高身長化」は飛躍。