52336☆ユベニスタ 2019/04/29 05:44 (SOL26)
相手に合わせて戦術をコロコロ変えるのはそうせざるを得なかったからですよ。
W杯明けのシーズンということやCR7の加入でマネジメントがいつにも増して難しかったこのシーズン。蓋を開けてみれば案の定負傷者が続出し、ベストメンバーすら組めない状況でした。
それにアッレグリは試合中の修正力も欧州トップレベルですよ。同じく主力に離脱者が複数いた1516のベスト16バイエルン戦ファーストレグ。あのグアルディオラ率いるチームに2点をホームで先行されながらも追いつき、1718シーズンのベスト16トッテナム戦セカンドレグでは先制を許しながらも両SB交代という奇策をもって逆転まで漕ぎ着けました。
アヤックスに敗戦直後に首脳陣がアッレグリへの信頼を強調したように、そもそもCL制覇へのプロジェクトは短期的なものと想定されてないように見受けられます。それこそ今シーズンの評価に関してはW杯明けのシーズンということや、CR7加入によるマネジメントの難化に一定以上の理解を示した上でということでしょう。
すなわち今のアッレグリのチームに必要なのは最適解とその熟練度であり、ある程度の時間を覚悟しなければならない。それすら見つからない段階での監督交代は時期尚早であるということです。
幸いにも今シーズンは早い段階でリーグ制覇を果たすことができました。最適解のために試行錯誤するのにこんなにいいチャンスはありません。
1つ核を得たアッレグリのチームほどソリッドで漬け込みようがないと思わせられるチームを他に自分は知りません。1617の4231システムに顕著なように、最適解を見つけたユベントスはあのMSN擁したバルサがホームで1点も取れないほどのものでした。そのシステムにしても完成の要因は使いたいメンバーに負傷者や不調者が少ないということでした。今シーズン垣間見えた可変システムも、それを構成するメンバーが代わる代わる離脱し、結局完成まで漕ぎ着けず奇策の域を出る事はありませんでした。
ですから悪いのはアッレグリのサッカーではなく、彼のサッカーをやろうにも手札を揃えられずその場しのぎのサッカーを彼に強いてしまうチーム状況だと思います。これは監督を交代しようが根本的な解決とはなりません。そういう意味では監督の問題よりも遥かに解決が難しいかもしれません。
しっかりとシーズンオフをとれた後の来シーズンこそ、解決への好機です。充実した手札が今度こそ揃い、批判の対象となるのがチーム状況ではなくチームそのものとなった時こそアッレグリに別れを告げる時です。そのためにも最大の補強はアッレグリの残留に他なりません。