38803☆ああ 2021/04/30 00:40 (HWV33)
鹿児島ユナイテッド(ジェルソン、グスタヴォ)
5試合を消化して勝ち8。悪くはない出だしですが、勝ち点13で首位を走るカターレ富山の攻撃力や攻守のバランスが取れている、いわてグルージャ盛岡、FC岐阜といったクラブを上回るにはパンチ力が必要です。
その意味でもJ3では数少ない外国人選手の途中合流がある強みは生かしたいところ。ジェルソンは屈強なセンターバックで、右サイドバックも可能。若い頃はオランダPSVのユースやアトレティコ・マドリーのBチームでプレーしていました。
見た目の通り対人能力の高さが売りですが、ボールを持った時の落ち着きがあり、前にスペースがあれば持ち上がって行くこともできます。Kリーグ(江原FC)の経験もあるので、Jリーグでの早期フィットの助けになるかもしれません。ここまでバックラインの中心的な存在になっているウェズレイと頑強なコンビを結成すればJ3の相手にはかなり手強いですし、セットプレーの得点力アップも期待できます。
一方のグスタヴォは前線の得点力に直結する働きを期待したいタレント。契約は4月5日でしたが、その時点で来日しており、比較的早い合流が可能となりました。クラブが10 番を託す通り、攻撃における多くのシーンで存在感を示し、ゴールをあげられるか注目されます。
基本的には前線に張ってクサビのパスを受けるのが得意で、似たタイプの選手と組めば、少し引いたポジションでボールを受けて、ドリブルで勝負することもでいます。すでにJリーグで活躍している選手に例えるなら、FC東京のディエゴ・オリヴェイラに通じるかもしれません。4ー2ー1ー3の前線で日本人アタッカーたちとどんな攻撃を繰り出して行くのか注目です。