45996☆ああ 2021/10/04 16:57 (iPhone ios14.7.1)
久永氏のコラム「ハードワークの差」
3連勝で昇格争いに食い込みたいところだったが、ホームでの敗戦という残念な結果に終わった。2連勝中・下位の相手・ホームでの試合。
様々な要素が重なり鹿児島Uの選手たちの油断を招いてしまったように感じた。Y横浜に完全にしてやられたという敗戦だった。
ただ順位だけで相手を見下してはいけない。
横浜は組織化されハードワークのできるチームだった。デュエル(1対1の攻防)、セカンドボール回収への反応で後手に回り攻守の切り替えの速さなどハードワークの部分で負けていた。
横浜は5-3-2のシステム。守備ブロックはしっかりと整備されており、鹿児島Uはボールを持たされている状況が続いた。してやられたというシーンは1失点目に集約されている。
ゴール前を固めた守備からボールを奪った瞬間に素早く逆襲を仕掛けてフィニッシュ。
見事なカウンター攻撃だった。
鹿児島Uの3失点は、全て違う形で喫したものだ。「攻撃的サッカー」を掲げていたとしても、今節の3失点はいただけない。「得点の形が多彩」という褒め言葉はよく耳にするが「失点の形が多彩」とは言わない。今節の鹿児島Uは恥ずかしながら、どんな攻撃の形でも失点を許してしまう印象を与えてしまった。
攻撃的サッカーなんて言っていられない。
チームとしての守備を改善しなければ、昇格どころかJ3の下位に沈んでしまう。
個としてボール奪取力、守備力の高い選手を起用するべきだ。
以上が本日の久永氏のコラムです。