190197☆ああ 2025/11/26 00:41 (Android)
伊藤、よしきを中心に監督が実現しようとした縦に速いサッカーを成立させるには、後方のロングフィード、ライン間を刺す中盤、ボールコントロールのできる点取り屋まで、全体のユニットを作り直すほどの再構築が必要だった。これがない以上、二人の本来の強みは発揮されない。
再構築は、現予算と戦力では難しいので、降格を意識し始めた段階で、理想的な縦加速型サッカーを追うより、構造負荷の小さい今のシステムに切り替えて簡略化するのが現実的な選択だったと言える。
メンタル・実力の有り無しより、問題の本質は、彼らのストロングポイントを発火させるだけの戦術的土台がチーム側に存在しなかったことにある。
このくらいのこと、サッカーを観たうえでも、分からない人が意外といるらしいが。