15199☆報知 2014/10/18 07:58 (iPhone ios7.1.2)
【山形】イケメン18歳GK摂津、山岸に弟子入り : サッカー : スポーツ報知
 J2モンテディオ山形は17日、来季加入が内定している同ユースのGK摂津颯登(はやと、18)の会見を山形市内で開いた。同ユースからトップチームに昇格するのは5人目で、GKは初。身長190センチのイケメンは、Jリーガー14年目で、06年にJ1浦和の正GKとしてリーグ制覇を経験するベテラン・GK山岸範宏(36)へ“弟子入り宣言”。一日も早いJデビューを目指す。

 アイドル顔負けの笑顔で、摂津は来季への熱い思いを口にした。「ここはゴールではない。全力で練習に取り組み、一日でも早くピッチに立てるように頑張っていきたい」と力強く言い切った。

 190センチの長身でハイボールの処理に自信を見せる。甘いマスクを持ち、既にサポーターも多い。石井肇テクニカルディレクター(55)は「顔だけでなく、手足も長くGKとして大事な要素を持っている。筋力がついてないので、伸び幅も魅力の一つ。練習に対する姿勢も素晴らしい」と、18歳の真面目さと恵まれた体格に期待を込める。

 6月14日の長崎戦から、ユース所属のまま山形のリーグ戦に出場可能な2種登録選手になった。週1回のペースでトップチームの練習に参加。年齢が倍違うGK山岸には、キャッチングやポジションニングなど積極的に助言を求めた。「自分に足りないものを全て持っている。いろいろ学んで、頼りにしていきたいです」と、“山岸塾”の門を叩く。山岸は「自分も先輩から学ばせてもらってきた。プロとしての心構えや言動などを伝えていきたい。身長とイケメンは自分にはないですが(笑い)」と迎え入れるつもりだ。

 プロ野球ソフトバンクのエース・摂津正投手とは血縁関係。まだ会ったことはないが「親戚の方が活躍すると自分も刺激になる。向こうは自分をわからないと思うが、頑張っていきたい」。山形の大エースになり、その名をとどろかせる。(武田 泉)

 ◆摂津 颯登(せっつ・はやと)1996年10月5日、秋田・湯沢市生まれ、18歳。GK。小学1年時に湯沢FCJサンマリッツで競技を始める。湯沢北中では横手FCサンヴィゴーレに所属。山形ユースでは霞城(かじょう)学園に在学。1年目にU―16の日本代表候補合宿に参加。昨年から正GKに定着。利き足は右。190センチ、76キロ。ソフトバンク摂津正投手とは祖父同士がいとこ。家族は両親と兄。
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