報知
No.15601
【奥野サッカー道】山形PO圏6位浮上の4つの要因
 今週は、J1昇格プレーオフ出場圏内(6位)に浮上したJ2モンテディオ山形についてお話しします。

 11日のJ2リーグ、ホーム長崎戦(2―1)に続き、19日のアウェー岡山戦でも4―1で勝利。その間に行われた天皇杯でもクラブ史上初の4強入りと調子を上げてきました。9月以降の好調の要因は、4つの点が挙げられます。

 〈1〉第30節のアウェー水戸戦(9月6日)の後半からシステムを4バックから3バックに変更。その後、選手個々の特徴が生き始めてチームが安定してきたということ。

 〈2〉シーズン当初からの高負荷トレーニングが豊富な運動量につながったこと。

 〈3〉3人のFWの連動した守備と攻撃のコンビネーションが高まったこと。

 〈4〉キャプテンのリーダーシップだけでなく経験のある今季加入選手がチームを叱咤(しった)し、盛り上げているということ。

 以上のような一見、別々であると思われることが互いに影響し、試合で表現されるようになってくると、良い結果につながってきます。選手個々が生き生きすると自信をもって試合に臨め、前線からのハードワークと連動が相手陣内でのボールの奪取につながり、相手陣内での攻撃時間の増加が、守備時間とその負担を減少させます。結果、ゲームをコントロールする時間も増えて、勝利に近づいていくのです。

 実は長崎戦の2日ほど前に監督、選手にフロントスタッフが加わって、練習後にグラウンドで決起ミーティングをしたそうです。モンテディオのフラッグを皆で手に持ち囲み、健闘を誓い合った。そんな精神面での一体感も見逃せない大きな要因の1つになっています。リーグも残り5試合、モンテディオ山形の活躍が楽しみです。(前J2山形監督・奥野僚右)

返信コメントをする

💬 返信コメント:0件

※返信コメントがありません


🔙TOPに戻る