85965☆とと 2016/08/08 11:59 (SH-01H)
止める、潰す、奪う、運ぶ、崩す、入れる。
戦術の基本ですが昨日の群馬が良く出来ていて、山形は勢いを止められ潰しにかかられ、結果多発したミスから奪われてましたね。
これは単に選手個人の技術的ミスの多さだけでなく、計算的な戦術論に基づいた練習をさせていない監督指導者の落ち度によるところが大きいかと。
中でも特に石崎サッカーは攻撃時の運ぶ崩すという二つの戦術の引き出しが少ないですね。
運べない崩せないからアンカーの大黒選手までボールが渡らない、良い形でシュート出来ない。
これも選手個々の技術不足ばかりが原因ではないでしょう。
昨日から複数の方が言われてますが、次の相手に対しどう運ぶのかどう崩すのかしっかり教えられてない、どうしていいかわからないから迷う止まる下げる、最終的には選手個人のイマジネーション頼みになっています。
うちの攻撃陣みんなファンタジスタを目指して育成してるから攻撃に細かい指示などしない方針・・・なんですかね?
攻撃の約束事、戦術的な手数や選択肢が少なくワンパターンな運びで止められ、崩しにいたってはほぼ全く崩せない状況が続いてます。
ガチガチに戦術で縛らない個々の独創性あふれる自由スタイルな石崎サッカーは確かに魅力的な面もありますが、監督指導者の采配が大きくものをいう計算的な近代サッカー戦において、ほぼノープランでピッチへ送って己の力だけで結果出せ責任は選手自身にある、というのもなかなか酷な話。
いや、流石に教えてないとかノープランなんてことはない筈ですが、石崎さんの理想や戦術は勿論、特に具体的な次の相手への対策など選手に的確に伝わっているのかなと。
今の戦い方を見ているとそんな不安しかなく、勝つより何よりまず点を取れる(偶然的な先制点だけでなく必然的な追加点への)期待が持てないのが辛いです。
個人的には石崎さんのハイプレス論や選手個々の特性を活かすスタイルなど非常に好みなのですが、全体的な指導や細かな戦術采配の部分で難があるのかなと。
選手が思い通りに動いてくれない、ではなく、動かせてない原因を考えるべきでは。