No.923897
試合は終わったのに、気持ちだけが置いていかれたままだった。
モンテディオ山形の青は、
午後の光の中でくっきり見えるのに、
ゴールだけがどこかぼやけていた。
ブラウブリッツ秋田のプレーは、
シンプルで、迷いがなくて、
その一つ一つに「今日を取る」という意思があった。
まだ帰るには早い時間。
空は明るいのに、結果だけが重くのしかかる。
歓声も、ため息も、全部そのまま残って、
スタンドの空気だけが少しずつほどけていく。
でも、こういう負けは忘れない。
中途半端な時間に終わったからこそ、
悔しさは夜まで消えないし、たぶん次の日まで残る。
その感情ごと、次に持っていくしかない。
青は沈んでない。
ただ、次に跳ね返すために、少しだけ溜めてるだけだ。