184817☆匿名 2022/08/13 17:05 (iOS15.6)
ヤフーニュースより(1/2)
なぜJ2で昇格組が健闘しているのか? 熊本と岩手の対照的なアプローチ【英国人の視点】J2昇格1年目の2チームが、対照的な戦略でJ2リーグを戦っている。大木武監督率いるロアッソ熊本はJ1昇格プレーオフ圏内の6位につけており、いわてグルージャ盛岡も残留が十分可能な位置につけている。両者の健闘ぶりの理由は何か。両指揮官の起用法は対照的で、非常に興味深い。近年のJリーグでは、昇格直後のチームが新たなカテゴリーに驚くほど順調に適応してしまうことがある種の定番となっている。ここまでの2022シーズンも例外ではない。例えば、Jリーグ初参戦のいわきFCはJ3で現在首位。J3昇格1年目にして惜しくも最終節でトップ2入りを逃した昨季のテゲバジャーロ宮崎に続く戦いぶりだ。
最終的にテゲバジャーロは優勝したロアッソ熊本と勝ち点1ポイント差、2位のいわてグルージャ盛岡とは得失点差わずか2点差という成績だった。その熊本と岩手の2チームも、今季の2部リーグでここまで着実な戦いぶりを見せてきた。とはいえ、両チームのやり方は大きく異なっている。
 ロアッソはJ2の中でも特に一貫した顔ぶれで戦っているチームだ。大木武監督は、ペップ・グアルディオラのように考えすぎるメンバー選びをすることは一切無く、単純に重要な核となる選手たちを信頼して毎週末ピッチに送り出している。
 菅田真啓は警告累積のため今週末のヴァンフォーレ甲府戦に出場停止となったが、前節までは河原創とともに全試合フルタイム出場を続けていた。大木監督は6月5日から7月30日までに行われた10試合にほぼ同じスターティングイレブンを続けて起用しており、ロアッソはこの時期にプレーオフ進出を争う順位を固めてきた。だからといって大木監督が、チームに対して怠惰であったり消極的であったりするアプローチを取っているというわけではない。
●大木武監督が採る起用法とは?
彼は経験豊富な戦術家であり、2017年のFC岐阜では中央大学から新卒の古橋亨梧を信頼してプロ1年目から全試合に先発出場させた指揮官でもある。チームに調整が必要とされる場合には、どこを変えるべきかしっかりと理解していることも示してきた。例えば栃木SCに2-0の勝利を収めた先週末の試合では先発2人の入れ替えが行われた。チームに多少のフレッシュさを加える必要が生じてくれば、伊東俊や竹本雄飛、田辺圭佑、阿部海斗といったメンバーにも長めの出場時間が与えられている。
それでもロアッソは、ここまでリーグ戦30試合を戦って25人の選手しか起用していない。500分間以上プレーしている選手はわずか14人だ。一方でグルージャは、全く異なるやり方で戦ってきた。秋田豊監督は大幅なローテーションを行っており、今季同じスタメンを2試合連続で選択したことは一度もない。過密スケジュールの中で選手のストレスや負担を管理し、メンバー全体の力を最大化することに重点を置いている。結果として34人もの選手たちがここまで試合に出場しており、そのうち25人が500分間以上プレー。さらに中野雅臣と田平起也の2人も、それぞれあと8分と19分で合計500分の節目に届く。
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