No.517498
男性
昨日、駐車場からスタジアムへ向かっている途中、一人の年配のお父さんに声をかけました。少しお話をさせていただくと、熊本地震でご自宅が被災し、今もまだ片付けが終わっていないとのことでした。
「家にいても気持ちが落ち込んでしまうから……」
そう話しながら、お孫さんをロアッソ熊本の試合に連れて来た理由を教えてくださいました。
「孫がロアッソの試合を見たいと言うから連れて来ました。今日は必ず勝って、孫の喜ぶ顔を見たいんです」
その言葉が胸に残りました。
前回の栃木戦にも来られていたそうです。
「あの試合はあまりにも酷くて、途中で帰りたくなった。でも、孫のためにと思って最後まで応援しました」
そう話されるお父さんの姿を見て、私は胸がいっぱいになり、涙が出そうになりました。
ロアッソ熊本は、ただサッカーの試合をするだけの存在ではないんだと思います。
地震で大きな被害を受け、今も復興の途中にいる人にとって、スタジアムは家族と一緒に笑顔を取り戻す場所でもある。
そのお父さんにとって、ロアッソの試合は単なる90分ではなく、お孫さんと一緒に前を向くための大切な時間なのだと思います。
だからこそ、アスリートクラブ熊本のスタッフの皆さんに、このお話が届いてほしいです。
もしこの投稿を見てくださったスタッフの方がいらっしゃいましたら、どうか社長にも伝えていただけないでしょうか。
「熊本には、こんな思いでロアッソ熊本を応援しているおじいちゃんとお孫さんがいます」と。
そして、昨日のお父さんとお孫さんが、試合後に笑顔でスタジアムを後にしてくれていたら、私は嬉しく思います。
ロアッソ熊本には、勝敗だけでは測れない、たくさんの人の思いや人生が詰まっています。
昨日、偶然出会ったお父さんから、そのことを改めて教えていただきました。
ロアッソ熊本、頑張れ。
熊本の人たちに、たくさんの笑顔を届けてください。