51615☆ああ 2024/11/28 08:58 (Android)
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2023シーズン、「3年計画」と銘打ち人気解説者だった元日本代表MF戸田和幸氏を監督に抜擢。しかし18位という成績に終わり、翌2024シーズン途中17試合を消化し6勝4敗7引き分けの9位というタイミングで突然解雇する。スポーツダイレクター(SD)平野孝氏は「総合的な判断」としたが、この不可解な人事には様々な憶測が流れた。
平野氏と言えば、クラブ創設者の望月氏と清水商業高校の先輩後輩にあたる。この2人と現U-23日本代表監督の大岩剛氏は、名古屋グランパス所属時に、怠慢な練習態度や若手選手へのイジメなど、規律を乱したとして揃って解雇されるという“事件”を引き起こしている。大岩氏はジュビロ磐田に、望月氏と平野氏は京都サンガへの移籍を余儀なくされた。
望月氏と平野氏の“悪友”ともいえる関係が今でも残り、平野氏がオーナー企業の意向を受け戸田監督追放を画策したというのが“定説”となっているが、こんな経緯があったことで、後任選びが難航したことは想像に難くない。恐らく何人かの候補に断られた上で、Y.S.C.C.横浜(2019-21)でも長野パルセイロ(2022-23)でも結果を出せなかったシュタルフ悠紀リヒャルト監督に落ち着いた。
火中の栗を拾った形のシュタルフ監督は、外国人選手もいない中、経験不足のチームを率い中位をキープ。まずはミッションをこなしてみせたが、DeNAがバックについていながら、このチームでJ2昇格が狙えるかと問われれば疑問だ。相模原が飛躍するためには、監督や選手どうこうではなく、まずはフロント改革から着手しなければならないだろう。