21841☆ああ 2022/06/09 14:10 (Chrome)
ギオンス改修ではなく専スタ新設の方向性になったのは、Jリーグからギオンスを改修することは推奨しない、上位ライセンスの特例を認めるので専スタを建てる方向性にした方が良いと助言があったから。市側もUスタ(80億)やミクスタ(76億)の建設費用とギオンス改修の約60億を比較し、そのレベルのスタジアムなら新設の方がコストパフォーマンスは高いという結論になった。

ただ、当時の市長は補給廠返還地にはコンベンションセンターや新市庁舎を建設する方針を示していたので、クラブと市担当課は緑区の方の土地などを検討したがサイズや立地的になかなか難しかった。そのため、返還地開発にスタジアム建設案も提案しようという事になり、サッカー、ラグビー、アメフト共同での署名運動が始まった。

しかし、返還地開発に球技専用スタジアムをねじ込もうとすると、競技以外でも利用価値のある施設であることが求められるため、欧州のスタジアムなどを参考に最新の複合型スタジアムで提案しようということになった。当然、当初見積もった80億程度の専スタ建設よりもより多くの建設費が必要となる見込みとなった。

この時期に市長が変わり、新市長は吹田や京都に視察に行くほどスタジアム建設に非常に前向きな姿勢を示したが、市財政の状態を把握するにつれ、また麻溝台・新磯野地区の産業廃棄物問題なども重なり、市側では建設費用は負担できないと明言するようになった。

そこに現れたのがDeNAだった。DeNAはSC相模原の経営への参画にあたってスタジアム建設に向けた動きがあることも興味を持った一因としており、建設資金の調達には様々なスキームがあるとしながらも、自身がメインプレーヤーになるとまでは明言していない。

返還地は国有地であり原則的に払い下げを受ける必要があるが、相模原市は明言はしていないものの市に土地を取得する意図はないとみられる。仮に市が民設民営による複合スタジアム建設を希望した場合、それに応札する事業者は現れるのか、また、DeNAがそこにどのように関与するのか、注目の土地利用方針決定はまもなくである。
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