174270☆松木 2018/06/17 16:01 (SOL25)
第 12 条 - ファウルと不正行為:決定的な得点の機会の阻止
“ 「得点、または決定的な得点の機会の阻止」
競技者が、意図的にボールを手や腕で扱う反則により、相手チームの得点または決定的な得 点の機会を阻止した場合、 反則が起きたところにかかわらずその競技者は退場を命じられる。
競技者が自分のペナルティーエリア内で、相手競技者に対して反則を犯し、決定的な得点の 機会を阻止し、主審がペナルティーキックを与えた場合、反則を犯した競技者は、次の場合 を除き警告される:
・相手競技者を押さえる、引っ張る、または押す反則を犯す。あるいは、
・反則を犯した競技者がボールをプレーしようとしていない、またはその競技者がボールに 挑む可能性がない。あるいは、
・反則がフィールド上のどこであってもレッドカードで罰せられるものであるとき (例えば、 著しく不正なプレー、乱暴な行為など) 。
これらいずれの状況においても、反則を犯した競技者は退場を命じられる。 “
日本協会の解説
これまで、ペナルティーエリア内において「決定的な得点の機会の阻止」をした守備側競 技者は「退場」が命じられました。これにより、相手チームにペナルティーキック(PK) が与えられ、反則をした競技者は退場となり、且つ、 次試合出場停止が課せられました( 三 重罰) 。しかし、今回の改正により、上記条文に述べられている例外を除き、 「退場」では なく「警告」とすることで、次試合出場停止がなくなり、一つの反則に対して三重の罰を 課さないこととなりました。
なお、ペナルティーエリア外での「決定的な得点の機会の阻止」をした競技者は、これま でどおり「退場」そして次試合出場停止となります
日本サッカー協会のHPの競技規則をコピーしたものです