807575☆ああ 2024/06/03 07:53 (Android)
手間と時間をかけてポゼッションして相手に守備陣形を整える時間を与え、さらにアタッキングサードまで押し込んで守備が密集状態&守備意識100%の状態になったら、そこから点を取るのは至難のワザで圧倒的な個の力が必要。よく「ポゼッションを志向するチームが必ず直面するのがフィニッシュの精度の問題」と言われるけれど、これは考え方が根本的に間違っている。
ペナルティエリア付近からならどこからでもシュートを決められる圧倒的な個の力を持つフィニッシャーと、そこに高精度のボールを送れる圧倒的な個の力を持つパッサー、一人で相手守備者を置き去りにして守備に混乱を生じさせられる卓越した技術やスピードをもつ選手がいないのであれば、そもそもポゼッションを志向するべきではないのです。こういう選手たちを保有しているからこそ、「わざわざロングボールを蹴ってボールを手放し、五分五分の勝負をする必要性がない」からポゼッションをするのであって、それが最善手だからです。
J3にそんな圧倒的な個の力を持つ選手がいるはずもなく、今の山雅が「押し込んでいる時間帯」は「単に手詰まりの閉塞状態の時間帯」であって、観客から見れば「ただただひたすらに退屈でイライラさせられる時間」でしかない。これじゃあ観客が減るのは当たり前。
「選手を上達させる」ことが目的ならばユースでやってくれ。