114289☆ああ 2023/12/04 12:52 (iOS17.1.2)
男性
WebSportivaより。
10戦勝ち星がなかった横浜FCは、第11節にアルビレックス新潟を下し、ようやく勝ち星を挙げた。
-中略-
横浜FCは開幕以来、主体的にパスを回して優位に試合を進める戦いを目指していたが、布陣もコンセプトも変更していた。実質5−4−1の人海戦術で、守備を分厚くしたカウンター戦法に切り替えた。前線からのプレッシングよりも、うしろでブロックを作り、受け身で守りながら相手のミスを誘い、勝機を探る"弱者の兵法"だった。
「いつか点が入る」
川崎戦がそうだったが、敵のそうした甘さに付け込むのだ。
-中略-
【勝てる相手に勝てなくなった】
それはひとつの戦い方と言える。だが、"必勝の仕組み"にはならない。あくまで相手のミス次第という偶発性が強く、森保ジャパンが格下と見られるコスタリカに呆気なく敗れたのは、その証左だ。
つまり、勝てるべき相手に勝てなくなる。短期決戦のチャレンジャーだったら、その魔法で乗りきれるかもしれない。しかし、リーグ戦という長期戦では必ずぼろが出る。
横浜FCは攻められる展開になるほど、"弱者の強さ"を発揮した。
-中略-
一方、互角の相手には、"弱者の兵法"が通じなかった。ボールを持たされてしまい、むしろ苦しんでいるように映る。ボールを握って、つなげる強度が単純に低い。たとえば天王山と言われた前節の湘南ベルマーレ戦も、リードされたあとに慌てて反撃に出ようとして、ビルドアップをたびたびひっかけられ、危機に陥っていた。パワープレーしか活路がなく、なすすべなく敗れたのだ。
"弱者の兵法"は劇薬である。一定の効果は望めるが、それに拘泥していくことで、根源的なサッカーの力は弱まる。よほど監督に求心力があるか、もしくはチームとしてのスタイルでなかったら、ポゼッションを半ば放棄することは「報いを受ける」ことになる。サッカーボールを蹴ることは、そのものが選手にとってはエネルギーの元であり、それを手放すことになるのだ。
-中略-
苦肉の策だった"弱者の兵法"でも、横浜FCが残留できた可能性はあった。「あそこで引き分けていれば」「あそこで勝っていれば」と、いくらでも"たら・れば"は成り立つ。僅差での勝負だったのは間違いない。
しかし、前述したように"弱者の兵法"は湘南との天王山で限界を示した。湘南が非力ながら敵陣でプレーしようとしたのとは対照的で、必然の敗北だった。京都サンガ、ガンバ大阪、柏レイソルなど、残留争いの直接ライバルとの試合でも、同じ土俵に引きずり込まれると劣勢に立って、勝ち点を稼ぐことができなかったのだ。
最下位での降格。例年だったら、もっと早くに"審判"は下されていたはずだ。"弱者の兵法"は彼らを弱くしたのだ。
この記事に完全同意。
結局5枚で守れば失点は減るが肝心なところで攻めようと思ってもできるわけがない。
-引用終わり-
川崎や神戸やマリノスに勝った?
そんなものより6Pマッチに勝ち切って残留する方がどれだけ価値があるか。
今となっては全てが虚しい。 四方田続投なら昇格・定着する気がないと思われても仕方がないよ。