114513☆ああ 2023/12/07 14:05 (iPad)
>>114512
新潟のように完成されたチームでJ2を圧倒的な力で制覇したクラブと比較すると、
横浜FCはチーム小川と揶揄されたように、昨年1シーズンを通して戦術的には定まらず迷走し、でも小川や長谷川・ブローダーセン等卓越した個人能力と、後半相手がバテたところで出てくる山下のスピード、J2ならぶっちぎれるマルセロのスピード等J2では潤沢な資金力で揃えたスカッドの力で勝点を積み上げていただけで、チームとしての力の差は歴然でした。
だからこそJ1で生き残るためには何かを変えるのが必須だったわけですが、前GMが選択した4バック・ハイラインでアグレッシブにやるというやり方は、ガブリエウの怪我というアクシデントがあったにせよ、結果を出すことができませんでした。
そこで、11戦目から後ろに重い5バックで「まずは失点しないこと」をコンセプトに戦い方を変えて、守備は一定の安定を見せました。 また攻めさせる戦術ならではで、最下位周辺の順位の相手からはアウェイでも勝点3を必然と捉え前がかりになるチームにはカウンターがはまり金星を上げることもありました。
しかしながら、結局5−2−3で全員守備というやり方では、しっかりリスク管理してくる相手から得点することは容易でなく、それがそのまま得点力不足と後半戦2回の三ツ沢で迎えた6ポイントマッチでの敗戦に繋がっています。
結果論ですが、鹿島戦で見せたような3バックや、アンカーを置く4−3−3など、守備一辺倒の戦術でなく再現性のある攻撃にも取り組んでいたら、と思わずにはいられません。