1476447☆ああ 2024/05/20 03:06 (Chrome)
「足をすくわれる」ではなく「足下をすくわれる」を使ってもいい?
「足をすくわれる」は、成功や前進の邪魔をされるときの慣用句です。近年は「足下(読み方:あしもと)をすくわれる」という言い回しも広く使われていますが、本来は誤用です。
おそらく「足下を見られる/足下につけこまれる(意味:弱みにつけこまれること)」「足下に火が付く(意味:危険が迫る)」など、“足下”を用いた慣用句・ことわざと混同しているケースも含まれていると推測されます。
また、「足下をすくう」は本来は誤用とされていますが、その正否には諸説あります。
「“足下”(足元・足許)は、立っている足の下を指し、“すくう”ことはできないから誤り」という主張がある一方で、「足下は大まかに足の下のほうを指すからあながち間違いではない」という声もあります。中には「“足下をすくう”と言う表現が過去の文献で使われていた」という声もあります。
こうした事柄を踏まえると、誤用とされる「足下をすくう」という表現を使っている人がいても、失敗をあげつらって「足をすくう」必要はないかもしれません。
めんどくさいのでしょうもない揚げ足取りはやめましょう。時間の無駄です。