「最高の景色を」
今まで日本代表はワールドカップではベスト16(小結)止まりでしたが、今年は選手層が関脇(ベスト8)揃いとなります。
サッカー選手は所属クラブでレベル(番付)がわかります。
野球は戦力が分散しますがサッカーは戦力を一極集中させます。
野球界はドラフト制度がありますし、有力選手の一極集中は不公平と感じるファンも多いかもしれません。
日本のサッカーファンは、本場の一極集中型クラブに慣れてしまい、応援するJリーグクラブが本場のビッグクラブのように毎年勝てないのは、指導者の責任だとなりがちです。
本場のビッグクラブと同じ捉え方をしてしまう傾向があります。
そしてJリーグは野球文化に習い、一極集中型クラブが存在しない、世界的に大変珍しいサッカーリーグです。
サッカーではクラブレベルで勝つには戦力を一極集中させる必要があります。
そうしないと他国に勝てないからです。
サッカーは国境を越える対戦がある為、どの国にも偉大なビッグクラブが存在します。
有力選手を一極集中させ、国際試合に挑むのです。
一昨年までドイツではバイエルンが11連覇しておりました。
野球は名門チームはありますが、何連覇もするビッグチームは存在しにくいかもしれません。
国内外問わずドイツにいる選手は皆バイエルンを目指します。
日本人の伊藤洋輝選手がバイエルン所属も大怪我から復帰し期待されています。
他国のサッカーリーグは、毎年同じようなクラブが優勝するのです。
そしてJリーグのレベルは十両といったところではないでしょうか?
Jリーグはどこが優勝するかわからない魅力はありますが、戦力分散の為国際試合で厳しい戦いを強いられる事になるのです。
勿論ビッグクラブに所属しているだけでは厳しく、レギュラーかどうかも重要になります。
あとは指導者ですが、途上国は指導者が課題と言われやすいかもしれません。
以前、八村塁さんが代表監督の実績に苦言を呈して話題になりましたが、途上スポーツあるあるだと思われます。
結局はNBA選手を輩出する事になりますよ。
そうなるといずれ代表選手はNBA所属になりますので国内リーグが空洞化?します。
今Bリーグには沢山の日本代表選手がいて華やかですが、日本バスケが強くなるにつれ空洞化?します。
日本サッカーは既に国内リーグが空洞化?しておりますが、日本サッカーの選手層がずば抜けて厚くなったのです。
打開策としてJリーグには、国際試合の為に一極集中型ビッグクラブの誕生も必要かもしれません。
サッカーは週末ですから、週明けに海外組と国内横綱クラブ誕生の二つの話題に持っていきたいところですね。
今はJリーグがあまり話題になりませんので。
NPBは既に大谷翔平を輩出し、自国リーグのレベルがかなり高いので国内組でも世界で勝負になる側面がございます。
そしてビッグチームのない団子状態のJリーグで、6年間で3回の優勝を果たした森保一さんは名将に値します。
名将が指揮して破れた場合はお手上げなのです。
今までのサッカー界の流れは欧州ビッグクラブに名将が集中しておりました。
サッカーの代表監督は花形職ではありません。
それは途上国に世界的な名将が就任しても勝てないからです。
中国代表に世界的名将が指揮して惨敗する現実があります。
そしてワールドカップは自国監督しか優勝しておりません。
国全体を含め考える事も出来ますし、自国リーグで優勝した監督が就任する事が多いのです。
その国の選手を勝たせる事を知っているからになります。
しかしサッカー王国ブラジルは24年間無冠で、王国のプライドを捨て史上初の外国籍監督を就任させました。
5大リーグ全てで優勝した名将中の名将でございます。
サッカーの母国(発祥)イングランドも60年間無冠で、母国のプライドを捨て、外国籍の名将トゥヘル監督をなりふり構わず招聘しました。
もしも、史上初の外国籍監督での優勝があれば、代表監督も花形職になる可能性があります。
「何事にも初めての事がある。」
これはブラジル代表に就任した希代の名将アンチェロッティ監督の記者からの質問の答えになります。
少し前に玉ノ井部屋の見学に来られておりましたね。
そして王国ブラジルも母国も日いづる国も手を尽くしたのです。
後は勝利を祈るだけになります。
野球界は成熟?していてMLB経験の指導者でないと駄目とは聞きません。
指導者に本場経験は最重要ではないと考えているかもしれません。
勿論あるに越した事はありませんが、なでしこジャパンのワールドカップ初優勝も日本人監督だという事は忘れてはいけないでしょう。
そしてベンチからレジェンド選手の長友佑都選手やダルビッシュ有選手が鼓舞すれば、チームにスイッチが入り一体感は増すのです。
男子サッカーの課題は欧州ビッグクラブ(横綱)の選手を輩出する事です。
横綱?イチロー選手(スモールベースボールWBC初優勝)や大横綱?大谷翔平選手(本場以上のビッグベースボール)のような横綱アスリートを、男子サッカーも輩出する事です。
それには長い長い歴史が必要となります。
輩出した頃のJリーグは相当の国際レベルに達していると考えられます。
それまで日本サッカー界は、目の前に高く険しい山があろうとも、味方の裏切りにあおうとも、前を向き自分達を信じて信じて信じ抜いていくのです。
そして日本サッカー界も、世界的名将が就任したいと思えるスカッドになりつつあり時代はまた変わっていくのです。
今日本は、沢山の関脇(ベスト8)クラスの選手に恵まれ、小結(ベスト16)から既に関脇(ベスト8)を担えるレベルなのです。
関脇ということは、グループリーグなら既に日本サッカーは横綱に勝つ力を蓄えているのです。
繰り返しますが、本場に「追い付き追い越す事は可能である。」
長々と書いてしまいましたが、御一読ありがとう御座いました。
今年も宜しく御願い申し上げます。
令和八年 元旦